東大農学部の各学科の特徴や時間割など進振りに役立つ情報を紹介!

農学部 大学生活

東大生になると避けては通れない進振り。

名門校出身の生徒であれば周りから情報はたくさんゲットできる一方、そうでない高校から来ている人にとっては情報不足になってしまいがちです。

筆者も名門校出身ではないため、情報の少ない中での進振りを余儀なくされました、、

そこで今回は、現役東大農学部生である私が、東大農学部の各学科の特徴や時間割など、進振りの際に知っておきたかったことをまとめてみました。

東大農学部への進学を考えている方は参考にしてみてください!

東大農学部の進振りシステム

進振り平均点

東大の多くの学部が進振りの際に合否を決めるために使うのが「基本平均点」。

「基本平均点とは!?」という人はまず履修の手引きをしっかり読んでおきましょう。
進振りを闘う上で基本平均点については必ず知っておくべきです。

しかし、東大農学部の第一段階と第三段階では、この基本平均点ではなく、「基本平均点×取得単位数」で合否が決まります。
つまり、平均点80点で60単位とっている人よりも、平均点60点で81単位とっている人の方が農学部の進振りにおいては強いのです。

したがって、東大農学部に進振りで進学するためには、「できるだけ平均点を高く保ちつつもとにかく単位数を取りまくる」のが最適戦略です。
進振りが迫ってからでは遅いので、農学部への進学を視野に入れている人は、1年生の頃から単位数を稼ぐことを意識しておくと良いでしょう!(私はこれを知らずに大損しました・・・)

学科による違いはありますが、基本的に5000点あればほとんどの学部には進学できるはずです。
農経や獣医の場合は第一段階の競争が他の学科よりも激しいため、5500点くらいとっておけると安心です。
目安としてはこのくらいの数字を目指しておきましょう!

また、文系から農学部への進学を目指す際には、前期教養課程のうちに生命科学の授業を履修しておくことをオススメします。
生物学の基本的な知識がないとついていくのがかなりしんどいと思います。

さて、ここからは東大農学部の各学科の特徴についてみていきます。

東大農学部の各学科の特徴

東大農学部は、応用生命科学課程・環境資源科学課程・獣医学課程の3つに分かれており、その下にそれぞれの専修が存在しています。

課程や専修がどのように違うのかわかりにくいと思うので、1つ1つ見ていきましょう。

応用生命科学課程

応用生命科学課程

応用生命科学課程は、主に高校の生物や大学の生命科学で学習する内容について深掘りしていくイメージ。

環境資源科学課程と比較すると、学問的な色合いが強い印象です。

高校で生物を履修していなくても大丈夫ですが、その場合は大学に入ってからの生命科学をしっかり学習しておくと楽になります。

以下、各専修の大体のイメージを書いておきます。

生命化学・工学

「農2」とも呼ばれる。
微生物や発酵についての学習が多い。
定員数が多く、研究室も多いのでやりたいことが決まりきっていない人にオススメ。
お酒を作る実験がある。

ホームページはこちら

応用生物学

昆虫の学習や植物の病気について学習する。
食料生産に関する諸問題を解決しよう、という感じ。
農場実習や農家実習がある。

ホームページはこちら

森林生物科学

森林の生態系や森林の生物について学習する。
東大の演習林での実習がある。
現地実習が多い。

ホームページはこちら

水圏生物科学

魚をはじめとする海や川などで生きる生物について学習する。
浜名湖での実習がある。
体育会系が多い。

ホームページはこちら

動物生命システム科学

哺乳類を中心に、動物について学習する。
1学年の定員は10人に満たない。

ホームページはこちら

生物素材化学

高分子などケミカルな内容が多い。
バイオマス資源を活用してエネルギー問題や環境問題を解決しよう、という感じ。
生物に加え化学の知識も必要。

ホームページはこちら

環境資源科学課程

環境資源科学課程

環境資源科学課程は、自然環境や生物の命を保全しつつどのように食糧生産や資源の活用を行っていくかを考えていくというイメージ。

応用生命科学課程と比べると、より実学的な科目が多い印象です。

必須というわけではありませんが、世界情勢についての知識や経済的知見など、幅広い教養が役に立ちます。

以下、各専修の大体のイメージを書いておきます。

緑地環境学

美しい景観を作り維持していこう、という感じ。
都市計画学や地理学的な色合いも強い。

ホームページはこちら

森林環境資源科学

森林保全や木材資源の活用について学習する。
演習林での実習が多い。
1学年の人数は10人ほど。

ホームページはこちら

木質構造科学

木材資源の利用について学習する。
建築関係の内容も多く、建築士の受験資格も取れる。
五月祭などでは木造建築のアートみたいなものを出している。

ホームページはこちら

生物・環境工学

食料生産をメインテーマに、人類と環境の調和を測ろう、というイメージ。
工学的なアプローチが多い。

ホームページはこちら

農業・資源経済学

農業を経済学的アプローチから考えよう、という感じ。
進振りの点が他の専修に比べて高い。
文二からの進学も多い。

ホームページはこちら

フィールド科学

生物多様性の保全について考えよう、という感じ。
野外実習が多い。

ホームページはこちら

国際開発農学

食料問題や環境問題を国際的な視点から考えよう、という感じ。
海外実習もある。
政策的な科目も多い。

ホームページはこちら

獣医学課程

獣医学課程

獣医学課程は、獣医学を学ぶための課程で、ここに属する専修は獣医学専修のみです。

獣医学

年によってはかなり高い進振り点になることも。
他専修と異なり卒業に4年かかるので注意が必要。
基本的には獣医師の育成を目的としたカリキュラム。

ホームページはこちら

東大農学部の時間割

時間割

学部を選ぶ上で重要な要素の1つが、カリキュラムの忙しさですよね。

部活やサークルに励みたいからキツすぎるのはイヤという人もいれば、逆にガンガン学びたいからキツキツでOK、という人もいるでしょう。

ここでは、東大農学部のカリキュラムや忙しさについてご紹介します。

2年Aセメ

まだ実験や実習はなく、座学の授業のみです。
課程にもよりますが農学総合科目や農学基礎科目を中心に履修を組むことになります。

目安としては1日2~3コマ、週に10~15コマくらいが平均です。
たくさんとっておけば後々楽になりますが、週5コマとかでもなんとかなります。
その分あとで頑張ることになるのでオススメはしませんが。

3年Sセメ

実習や実験が始まり、最も忙しい期間となります。
必修科目や選択科目も多く、取らなければならない授業で時間割が埋まってしまうことも多いです。

目安としては1日3~4コマ、週に15~20コマくらいが平均です。
特に実験や実習は2コマから3コマ連続の場合が多く、毎回課題も出されるため非常にハードです。
覚悟して臨んでください。

3年Aセメ

まだ実習や実験は続きますが、Sセメよりは楽な場合が多いです。
他の科目についても、Sセメのうちに頑張っておけばそれほどの負担はありません。

目安としては1日2~3コマ、週に10~15コマくらいが平均です。
2Aや3Sで単位数をとっておけば、就活などの課外活動に時間を割くことも可能です。

まとめ

進振りで農学部を考えている方に伝えておきたい情報は以下の通りです。

  • 進振りで勝つためには前期教養で単位数を稼ぐべき
  • 農経や獣医志望なら5500点、その他の専修志望なら5000点を目指す
  • 文系から進学するなら生命科学を履修しておくべき
  • 特に3Sは大変だが単位を着実にとっていけば3A以降はかなり楽

東大農学部への進学を考えている方の参考になれば幸いです!

タイトルとURLをコピーしました